膀胱尿管逆流症などについて
膀胱尿管逆流症及び関連する項目について説明します。ドクターから聞いた話,医学書などからまとめていますが,記憶が定かでない部分,正確でない部分があること,ご容赦ください。この病気に関してもリンク集を作成する予定です。できましたら関連するサイトを参考にしてください。また,間違いに気づかれた方は,遠慮なくご指摘ください。
膀胱尿管逆流は、ドクターの説明では、おしっこするときに膀胱にある尿が行くはずのない尿管を通って腎臓のほうに逆流する症状です。詳しくは下記の説明をごらんください。耕太の場合は、夜の漏便(大、小とも)が止まらないので、膀胱、尿道の造影検査を行ったときに見つかりました。逆流の状態によって、レベルが5つに分かれるそうですが、耕太の場合はレベル2とのことです。X線写真を見ると、造影剤が片方の尿管だけ、腎臓の腎盂付近まで上がっていました。尿管の拡張はないようでした。膀胱から尿が逆流すると、いっしょに細菌も上がっていって腎盂腎炎などを起こすそうです。そうなると突然、原因不明の40℃前後の発熱があり、震えや腹痛が起こるようです。耕太は、小さい頃1年に1,2回高熱を出し ていました。そのときは、風邪と思って小児科に行って薬をもらって、寝ていると1,2日で回復していました。今となっては、本当に風邪だったのかどうかはわかりませんが、最近は、高熱が起こることはなくなっています。
腎機能が低下する場合には、逆流防止手術が行われるそうです。
また、尿道の造影検査では、尿道狭窄の疑いも見つかりました。通常は筋肉がある部分が1カ所細くなっているそうですが、よく見ると2カ所あることがわかりました。ただし、その部分の上側の尿道の拡張はあまりみられなかったので、微妙なところのようです。もしかすると、これが膀胱尿管逆流の原因になっているかもしれません。しかし、この部分を拡張する処理をしても、100%改善するという保証はないとのことでした。よって、しばらく様子をみることにしました。現在のところ、夜尿症用の薬を服用しています。
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★参考(百科家庭の医学,監修尾形悦郎・小林登,主婦と生活社より抜粋)
膀胱尿管逆流
尿管膀胱移行部にある尿を、尿管に逆流させない機構が破綻をきたすと、尿の膀胱尿管逆流が起こります。その原因としては、先天性欠損膀胱炎、神経因性膀胱、尿道狭窄、前立腺肥大などの下部尿路通過傷害や手術の影響などがあげられます。
症状:逆流すると、膀胱の尿中の細菌が上行して、急性腎盂腎炎が繰り返し起こるために、膿尿や細菌尿が消失せず持続します。
これを放置すると、進行して慢性腎盂腎炎を起こすばかりでなく、糸球体にも硬化症病変を起こし、腎機能も低下して腎不全に陥る逆流性腎症を起こします。
診断:腎盂X線造影、逆行性膀胱造影、膀胱鏡検査が行われます。
治療:子どもでは、腎盂腎炎を反復して起こしたり、水腎症を起こして腎機能が低下する場合には、逆流防止手術が行われます。
大人では、逆流が自然におさまることはないので、手術が必要です。
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腎盂腎炎
腎臓から尿管へ尿を受け渡す腎盂、腎杯と腎実質が、細菌感染によって運症を起こしたものです。細菌感染による間質性腎炎の一種で、急性腎盂腎炎と慢性腎盂腎炎に分けられます。
急性腎盂腎炎
腎臓に小さい膿瘍ができて、間質に急性の炎症性変化が起こります。細菌(とくに大腸菌)が尿路を上行し、腎臓に達して感染することが多く、誘因として尿流通過障害があげられます。
症状と診断:突然40℃前後の発熱や寒気とふるえ、腰痛、側腹痛などが起こります。尿は混濁し、尿中に白血球が多くなって、血尿もみられ、排尿時痛などを覚えます。尿中に白血球と細菌が認められれば、診断がつきます。
治療:水分を補給して尿量を増加させ、原因となる細菌を検出します。その菌に効果のある抗生物質を選んで2週間くらい服用します。
慢性腎盂腎炎
細菌の感染で慢性の尿細管・間質性腎炎を起こしたもので、尿流通過障害(腫瘍、結石、神経因性膀胱、膀胱尿管逆流など)が原因で起こります。腎盂腎炎は慢性化することが多く、尿路感染を生じることもあります。
症状:急性腎盂腎炎より症状が少なく、時には無症状のこともありますが、進行すると腎機能が低下し、慢性腎不全に進行します。また、高血圧を伴うこともあります。
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診断:腎臓のX線検査やX線CT検査、腎生検が行われるほか、尿細菌培養による尿中細菌の検出、あるいは尿中の白血球増加を確認することにより診断されます。
治療:原因となった尿流通過障害を除去し、原因となる細菌感染を抗生物質によって治療します。
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尿道狭窄症
小児では尿道炎後遺症による狭窄はありません。先天的な後部尿道弁では、胎児期にも尿道狭窄が著しく、巨大膀胱や膀胱尿管逆流をきたして、先天性水腎症ともなります。
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水腎症
腎盂、尿管、膀胱、尿道の尿路のいづれかに高度の通過障害や逆流があって、上流部に尿が溜まります。その結果、内圧上昇が腎に及んで腎実質が圧迫され、萎縮して水腎症や水腎尿管症になります。
腎盂尿管移行部狭窄、膀胱尿管逆流、排尿機構の神経支配異常にともなう神経因性膀胱、隣接臓器による圧迫、重複尿管や尿管瘤などの尿路奇形が原因です。胎児も尿を排泄しますから、尿流に障害があると、出生時すでに腎盂が拡張して先天性水腎症になっている場合があります。
尿流障害があると腸内細菌の感染を受けやすく、腎盂も侵されて変形や瘢痕化が起こり、患側の腎機能低下や高血圧、膿がたまって膿腎症となり、両側性の場合には、腎不全にまで進行します。大部分が、尿路感� �症の併発を契機に発見されますが、腹部腫瘤で気づくこともあります。
尿路感染症を併発した場合には、抗生物質による治療と感染再発予防が必要です。腎ろう造設、狭窄部拡張、尿管移植など外科的な尿流確保、尿路再建が行われます。
新生児期や3歳時に、腎超音波検査で早期に水腎症をスクーリングする試みも行われています。
掲示板より
はじめまして。 投稿者:R 投稿日:2004/02/17(Tue) 00:23 No.154 |
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子宮収縮抑制は何ですか? | 突然始めまして。 というか命にかかわる物なのでしょうか・・・これが一番心配です・・・。 |
Re: はじめまして。 耕一郎 - 2004/02/17(Tue) 22:35 No.155 |
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はじめまして。 |
Re: はじめまして。 R - 2004/02/18(Wed) 06:30 No.156 |
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お返事ありがとうございます。 |
Re: はじめまして。 耕一郎 - 2004/02/18(Wed) 22:10 No.157 |
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痛みがあるということは、なんらかの炎症が起こっていると思われます。息子、耕太の場合は逆流があるものの、腎臓にまでは達していないので、痛みは全然ないようですので。 |
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